オーディオシステムの周りにはノイズの発生源となり得る機器が電力線を通してつながっていて、どういう経路でか、そのノイズから切り離すというのはなかなか難しく、高級機では様々な方法でノイズ軽減を試みていますね。それで、ひとつの方法として接地アースを使うのがありますね。適切な方法で設置しないとかえってノイズを呼びこむとかあるそうで、それなりに難しさがあるそうです。
そこで、一定の体積の金属ブロックにアースする方法はどうかと、やってみました。 約12kg(約1500立方cm)くらいの鋳鉄ブロックがあったので、そこにアースしてみました。
音質変化としては、低音域で落ち着きが出て高音域ではその分細かい部分が見えるようになりました。その代わりにアナログ盤のスクラッチというかそういうノイズもより聞こえてくるようになり、ちょっと気になるなあという感じがしますね。この辺は他の部分の追い込みでなんとかしないといけないかもしれませんね。
こうした面でいうと、直流バッテリーで動作する携帯音楽ハードプレーヤは音質面で有利だと、昔から言われていましたね。
LRチャンネルの負極側がアースを通して共通に繋がっているアンバランス駆動においては、こういう方法も結構効くのではと思います。例えばポータブル音楽ハードプレーヤにアース接続端子用端子を用意しておいて、アース接続を確保できる場所ではそこにプレーヤのアースを接地させて聴くなんてこともありかも…w。オーディオカフェみたいな…。
まあ、こういう問題を解決にするにはアンプをバランス駆動にすることなんですが。
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