2018年12月3日月曜日

オーディオと電源

再生する音楽ソースがデジタルでもアナログでも最終段ではスピーカーなりヘッドホンなりに増幅されたアナログの音声信号が出力される。その際にどのような電源を使うかで音質が左右されるのは常識であります。一般のオーディオ装置は100V交流電源から整流して直流として基板に印加されています。
各メーカーでは、電源トランスやら平滑コンデンサに凝ってみたり、交流からいかに質のいい直流電源を取り出すかに苦心していますね。
そこで初めから直流であるバッテリーを利用すればいいということに行き着きますね。でも、それなりに電流を取り出せるバッテリーというと大規模なものになります。鉛バッテリーとかニッケル水素電池、リチウムイオン電池などなど、どのバッテリーも一長一短あり、 一般に入手しやすいのは自動車用バッテリーでしょうか、充電器も市販されているので素人でも自作システムを組みやすいですね。しかし、大電流出力可能なものは感電や火災に注意しなくてはいけません。ある程度の電気の知識はあったほうがいいですね。
そこで実験として、ACアダプターで稼動するヘッドホンアンプでバッテリー駆動に替えて変化を聴いてみました。ACアダプターは直流12Vタイプなので、自動車用バッテリーをそのまま無変換で使えそうです。
音質変化ですが、前にも書いたと思いますけど、まずSN比がよくなり、細かい部分見えるようになり分離感もよくなりますね。低音域もよく出ているようですね。これは大電流を出力可能な自動車用バッテリーによるところが大きいのかもしれません。
でも、難点は大きく重いことでしょうか。それに使用時には水素ガスも発生するので屋内は注意が必要かもしれません。

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