実機はかなり前にオリジナルのフォノケーブルとアース線から別のケーブルに取り替えています。更に筐体内部とターンテーブルの裏側もブチルゴムで制振改造を施しています。
フォノ出力端子化とアース端子化はまず、前のフォノケーブルやアース線を取り外し、アルミの筐体の背面の適当な部分にパネル取り付け用の単独RCAピンジャック部品用のΦ6.5mmの穴2つとアース端子用の2.5mmの穴(3mmのネジ用にタップでネジを切ります)をあけます。適当な線材で端子にハンダつけして完了です。
アース端子はパネル取り付け用のスピーカー単独端子でもいいでしょうね。今回はいいのがなかったので3mmの長めのプラス小ネジでうまく仕上げました。
あと筐体の構造を見ると他のメーカー製のトーンアームも取り付けられるようになっているように見えますね。実際にSL-1200のトーンアームを他社製に取り替えたというのを聞いたことはないですが…。
余談ですが、ターンテーブルシートも自作のものです。薄い銅板をブチルゴムで挟んだサンドイッチ構造です。あまり素材の鳴きをなくすと面白みも消えるという向きもありますが…。真鍮製のシートとは真反対ですね。
※昔の比較的低価格なレコードプレーヤーは直だしのフォノケーブルとアース線のものが多かったですね。まあ、接点を不要に増やさないので音質劣化を避ける効果もあったでしょう。最近のプレーヤーは低価格なものでもフォノ出力端子・アース端子のタイプが多いですね。
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