2014年8月7日木曜日

JVC Headphone HA-S600-B レビュー

JVC Headphone HA-S600の購入レビューです。

【HA-S600 主な仕様】
  • 型式:ダイナミック型
  • 再生周波数帯域:8Hz~25,000Hz
  • 出力音圧レベル:102dB/1mW
  • インピーダンス:36Ω
  • 最大許容入力:1000mW (※IEC(国際電気標準会議)規格による測定値)
  • コード:1.2m、φ3.5mm 24金メッキステレオミニプラグ付
  • 付属品:コードキーパー
  • 質量( コード含まず):152 g
  • 2010年11月上旬発売

音楽鑑賞はあまり外でしないのだけど、あってもいいかなと適当に携帯用ヘッドホンをネットで検索して買ってみました。これは、現在のラインナップのHA-S680の前シリーズになるのかな。まあ最新のS680でもよかったけど、値段的に手頃なのでこれにしましたw。

で、音質だけど、結構いいですね。ちょっと低音域を持ち上げ過ぎかなって感じもするけど、イコライザーで調整してやればいいしね。ハウジングの共鳴を抑えてやれば落ち着く方向ですね。
あと、ケーブルが細くて頼りないかなw。イヤーパッドは楕円形なので耳の収まりはいいですね。

ビクター、カーボン振動板採用の密閉型ヘッドフォン -アウトドア用。低反発イヤーパッドも採用

※早速w中を開けて、ハウジング内部にブチルゴムを貼って音質調節してみました。多少の低音域でのボワつきはなくなったようですが、解像度が出るとまではいかず、この辺が素材的な限界でしょうね。まあ値段を考えればムリもないですが、いま結構な音で鳴っていますよ。

※その後、ドライバーのエージングが進んだのか、低音域だけが張り出す感じが和らいだ感じです。

※あと、普通のスピーカーの箱鳴りや音質調整に用いられる吸音材の使用ですが、密閉型ヘッドホンでもうまく使うといいと思うのですが、製造工程でコスト高になるので躊躇されるのでしょうかね。

やってみましたw
  吸音材には捨てる夏用部屋着ズボンの生地を使いました。かなり通気性のいい素材ですね。他にグラスウールとかフェルトとか脱脂綿なんかもいいでしょう。ホームセンターなどでいろいろ探してみるいいでしょう。各素材で音質傾向も変わってきますのでその辺は試行錯誤してください。
  やはり、低音域での改善が見られますね。もともと低音の出っ張りが強い傾向が、大人しくなり私にとっては調度いいバランスになりました。
  あと、ケーブルも付け替えました。ステレオミニ-ステレオミニのフォーンケーブルの1.5mのものがあったので、一端のフォーンプラグを取り去って、その端を各ドライバーに半田付けしました。
  このケーブルは1芯同軸ケーブルを2本束ねたもので、負極側は入力プラグまで分離した状態になります。まあこういうケーブルじゃないと、両出しヘッドホンのケーブル交換は面倒でしょうね。
難を言えば、ケーブルがごつくなり自由度がなくなり取り回しに困ることでしょうか。
  ということで、購入時状態からかなり変化したヘッドホンとなりましたw。