2016年10月28日金曜日

ステレオラジカセの音質改善

ステレオのラジカセは大体共通の筐体を2つのスピーカーユニットがエンクロージャーとして機能させているので、どうしても左右のセパレーションが悪くなる。つまりクロストークが起こり分離の悪い音となってしまう。さらにスピーカーユニット裏面からの音圧で内部基板や機構も不要振動を拾うのであまりいい条件ではないですね。まあ、これは致し方ないのですがね…。
ということで、なるべく左右のスピーカーユニット同士が影響を受けないように内部に仕切り板を付けてみました。実機は前に修理したAIWA CS-L16です。


で、、どうなったかというと、やはり音質はいい方向に向かってるようですね。低音域がモワッとしたのが改善されて、それが中高音域にも作用して聴きやすくなった感じがします。
今回はダンボールで仕切り板を作ったので効果的にはあまり期待していませんでしたが、結構いいですね。もうちょい剛性のある材料で試してみるとどうなるかですね。

あと、吸音材も詰めてみました。熱を発生せさる電源トランスやアンプIC周辺は避けて配置しました。

2016年10月25日火曜日

AIWA CS-L16の修理

AIWAのラジカセCS-L16がスピーカーから音が出なくなったので、中を開けて修理してみました。
いろいろ探ってみるうちに、どうやらボリュームが機能していないようなので、これのハンダを取り去り取り外しました。この可変抵抗のメーカーはわかりません。A50Kとだけ印字されています。
で、同じ交換部品はないかとネットで検索してみましたが、同じようなものはもうないみたいで、しかたなくパネル取り付け用の50kΩ(Aカーブ)の2連ボリューム部品で代用しました。


前のボリューム部品がついていた基板の6箇所のランドに電線をハンダつけして交換用ボリューム部品の各端子に接続します。


で、修理完了して、今はラジオもカセットも正常に音が鳴っています。

2016年10月5日水曜日

SONY MDP-455の復活

SONYのLD/CDマルチディスクプレーヤー MDP-455を修理しました。
LDディスクの再生時にメカがうまく操作しなくなり、無理やりローディングしてもデータを読めないみたいで途中で停止してしまいます。この時点ではCDは正常に再生できます。
LDディスクのローディングに関してはトレイの開閉用ゴムベルトを交換して正常にローディングできるようになりましたが、再生はできていません。
で、いろいろネットで検索してみると、レンズのフォーカスの調整用半固定抵抗をいじると直るとありましたので、その方法でやってみると、見事絵がでました。


※基板のLD FCS BALと印字のある下の穴にマイナス精密ドライバーを挿して調整します。機器の電源を入れてLDディスクをローディングさせて再生状態にして行います。うまくいけば映像がでてくるでしょう。

【MDP-455の主な仕様】
D/Aコンバーター:PLUSE
デジタルフィルター:8fs 45bit
周波数特性:4Hz~20kHz (±0.3dB)
S/N:115dB以上 (EIAJ)
ダイナミッックレンジ:99dB以上 (EIAJ)
ワウフラッター:測定限界 (±0.001%W.Peak)以下 (EIAJ)
水平解像度:425本
S/N:50dB
S映像出力端子:2系統
ボリューム付ヘッドホン端子:1
映像出力端子(金メッキ):2系統
音声出力端子(金メッキ):2系統
光デジタルアウト:1
コントロールS入出力端子:入力1系統のみ
大きさ:幅×高さ×奥行:430x115x410mm
重さ:8.0kg
消費電力:33W

当時のカタログ

2016年10月3日月曜日

1980年代のオーディオカタログ コンパクトカセット編

FUJI AUDIO CASSETTE VIDEO CASSETTE FLOPPY DISK


TDK 総合カタログ 1986.04


maxell AUDIO TAPE VIDEOTAPE FLOPPY DISK ACCESSORY 1986.03


DENON CASSETTE TAPE VOL.12 1987.01