2013年3月9日土曜日

ハイレゾ音楽ソフト環境

CD規格(16bit/44.1kHz)以上のハイビットもしくは、ハイサンプリングな音源の音楽ソフトの流通はクラッシクやジャズ、ビートルズなどの収益が見込まれる一部のポピュラー音楽でしか行われていないのが現状ですかね。
でも、最近ですが、中森明菜さんのワーナー・パイオニア時代のアルバム群がSACD/CDのHybrid仕様でリリースされるようですね。J-POP?関連でSACDのリリースってあんまりってかほとんど聞かないので、これが当たれば他のレーベルも追随するのでしょうかね。あまり期待できませんが…w。最近のPCのオーディオデバイスチップは24bit/192kHz .5.1ch以上を扱えるようになっているので、PC経由ならいつでもハイレゾ音源を聞ける環境は整っていると言えますね。USB-DACデバイスと音質のいいワイヤードヘッドホンがあれば、とりあえず再生環境は出来上がります。USB-DACも24bit/192kHz以上の対応製品はまだまだ高いので、PCのライン出力をヘッドホンアンプで増幅して聴くというのが現実的でしょうかね。DSDファイルもPCでデコード可能ですからDSDネイティプな外部デバイスがなくても聴けますね。

あと、リニアPCMの仕様ですが、はっきり言ってビットレートもサンプリング周波数も大きければ大きいほうがよいというが結論です。24bit/96kHzよりも24bit/192kHz…64bit/384kHz、それ以上?高音域での違いが大きいですが、低音域での違いも出てくるようです。音域全体でレコーディング・スタジオの雰囲気がより見えてくる感じですか。

ここまで、ハイレゾの音を聴き込んでいると、昔からのオーディオ的な手法がどんどん大事だなと感じますね。例えば、接続ケーブルの吟味ですね。音質のよさそうなものに替えるだけでその違いが感じられます。良くなることもあれば悪くなることも…そこはシビアに見えてくるので、CD時代よりも面白いかもしれません。これからオーディオをやっていこうという人にはいい時代に入ったのかもしれませんね。

【ハイレゾ音楽配信サイト】
日本:
e-onkyo music
HQM STORE
OTOTOY

海外:
Linn Records
HDtracks


e-onkyo musicで「<COLEZO!>岩崎 宏美」をアルバム購入してみました。
この作品はCD制作時の16bit/44.1kHzのマスター音源を元にして24bit/96kHzにハイレゾ化したものだそうです。その時に、ビクタースタジオFLAIRのオリジナル技術「K2HDプロセッシング」を使っているとのことです。
各楽曲のCD音源とハイレゾ音源の聴き比べをしてみると、確かにハイレゾ版は楽器の鳴りがより聞こえてきて細かいところも確認できますね。ボーカルも声が消えゆく様もより聞こえてくるようですね。願わくは1970年代の音源はアナログ録音であるものはその音源をなるべく使って欲しかったですね。惜しいw。

2013年3月4日月曜日

ワイヤレスマイク

最近、昔のNHKの音楽番組「レッツゴーヤング」を観る機会があり、気づいたのですが、1977年当時ではもうワイヤレスマイクが使用されていたのですね。でも、マイクのボディー?から出ているというか垂れ下がっているアンテナ部分はかなり長いものでした。このときは踊りのあるアーティスト(サンデーズとか)で使われていて、動きの少ないアーティストではワイヤードを使用という使い分けがみられました。他局の番組はどうかと見てみると、「夜のヒットスタジオ」では私の確認した限りでは1979年まではワイヤードマイクを使用しているみたいでした。その後の年代の映像を見てみると1985年あたりからワイヤレス化がなされたようです。ベストテンでも、黒柳さん久米さんのマイクがワイヤレスで、歌唱用がワイヤードの時代もあったようです。おそらくまだ、音質的にワイヤードに劣ると考えられていたのでしょうね。