2011年1月23日日曜日

オーディオの基礎

オーディオの基礎といっても1980年代のオーディオ雑誌に書いてあったものを思い出したものですけど。

  • 各装置はしっかりした台なりラックに収め、ガタツキがないようにする。(ラックでは有名なヤマハのGTR-1000Bを紹介しておきます。まさに質実剛健なラックですね。値段も高いですが、一生ものみたいに使えます。)
  • 電源ケーブルの極性を合わせる。(100Vコンセントのホット、クール側の判断は穴の形状をみて長い方がクール(アース、コールド)側となっていますが、電気設備施工時に間違っている場合があるので検電ドライバーなどで調べておくといいでしょう。ちなみに光る方がホット側です。装置側の電源コードの極性はメーカーによってですが、取扱説明書に書いてあるときはその指示どうりにケーブルなどに印がある方を見て極性を合わせます。なにもないときはいろいろ方法がありますが、自分の耳を信じてwプラグを挿す向きを180度替えながら、音質がよくなった方を選びます。この辺は好みもあるでしょうかね。)
  • 装置の端子やケーブルの端子部分のクリーニング。(RCAピン端子などはオーディオテクニカのものがあると便利かも。あと接点復活剤も用意しておくといいでしょう。ガリがでたボリュームや酸化した端子の復活に役立ちます。スピーカーケーブルは被覆をむいた金属部分が錆びてるようなら、その部分を切り落として線をむきなおしましょう。その場合はニッパーやラジオペンチ等があると便利ですね。)
  • ノイズを受けやすいアナログプレーヤーの出力ケーブルのシールド処理。(電子工作に自信がある人は音質のいいとされるピンケーブルに付け替えるというのもいいでしょう。)
  • アナログプレーヤーのインシュレーター(装置の足部)がゴムなどの素材などの場合は金属系のものに替えてみるのもいいでしょう。その場合は置き台もしっかりしていないとスピーカーなどの振動を受けてうまくいかないでしょう。あと、ターンテーブル面で水平が出ているか、水準器で調べましょう。トラッキングエラーがどうしてもでてしまうアナログ盤の場合、なるべく少なくなるようにアームのオーバーハングを調整します。実際はプレーヤーによってオーバーハング値が取扱説明書に書いているのでそれを基に調整してください。カートリッジの針が接する音溝の点から引いた円の接線とカートリッジの向きが並行になっているように調整すればいいです。外周と内周では変わってきますので間をとって調整するといいでしょうね。この辺のことはググれば解説してるページがあるので詳しくはそちらで(手抜きw)。
~トラッキングエラーの概念図~
下の図のように音溝の最外周円上でエラー角が0度でも
最内周円上ではエラー角が生じてしまうということが理解できるでしょう。

改めてやってみました。昔はこういうことを常に考えていてなにか改善点はないかと動き回っていたものですが、最近は面倒だったりしておろそかにしていましたね。

で、音の変化ですが、やはりやっただけの効果あったようです。って大半はプラシーボ効果だったりするかもしれませんがw。具体的にはいままでは埋れていたような細かい比較的小さな音像も捉えられるようなったように感じます。まあ、これも程度問題であまりやり過ぎると装置自体の限界にぶち当たりアラが見えてきてしまうこともあります。そこが飽くなきオーディオの改善の世界で、はまるとお出費も苦労も尽きませんw。でも、自分にあったセッティングを見つけると毎日聴くのが楽しくなるものです。

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