2011年2月16日水曜日

カートリッジ聴き比べ

手持ちのアナログ(レコード)プレーヤーのカートリッジの聴き比べをしてみました。

audio-technica AT7V
VM型
針圧:2.0±0.2g
出力電圧:5.0mV
再生周波数範囲:15~25,000Hz

AT7Vはaudio-technica独自のVM型で左右独立したムービングマグネットを用いた構造で、そのためセパレート性能がいいです。PCOCC(無酸素銅)発電コイルを採用していて特徴ある音質であります。分析的というか、再生するソフトを選ぶというか、でもセッティングで追い込んでやるとかなりのパフォーマンスが得られると思います。この製品はまだ購入できるようです。


Shure M44G 
MM型
針圧:1.125±0.375g (0.75~1.5g)
出力電圧:6.2mV
再生周波数範囲:20~20,000Hz

M44GはMM型を発明したメーカーShureのロングセラーカートリッジですね。これも現在、購入可能です。その頑丈な構造により主にDJ用途に使われることが多いようですね。音的には高音域への伸びはないのですが、実に落ち着いた音を鳴らします。


Technics EPC-270C
MM型
針圧:1.75±0.25g
出力電圧:3.2mV
再生周波数範囲:20~25,000Hz

EPC-270Cはとてもバランスのいい音域のカートリッジですね。しっかりした中音域を基本に低音も高音も難なくこなして、とても耳障りのいい音と思います。


DENON DL-65
MM型
針圧:1.8±0.3g
出力電圧:2.5mV
再生周波数範囲:20~30,000Hz

DL-65はいわゆるドンシャリな音で高音域の抜けがいいカートリッジですね。ちょっと再生するソフトを選びそうな感じですが、セッティングを追い込んでいくと更にパフォーマンスを増す能力をもっているように思います。

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