2012年8月26日日曜日

コンパクトカセットテープの音質

コンパクトカセットテープ、いわゆる一般には「カセット」と称される音声録音・再生テープでありますが、改めて昔、録りためたものを聴いてみると実にいい音をしているのです。特にLPなどのアナログ音源をコピーしたものの音質の良さを再確認してる次第です。CDばかり聴いていた最近の認識を覆すものです。何か、なんでもデジタル化がいいのだという一方的な思い込みが招いた錯覚なのでしょうか…。皆さんも聴きなおしてみるといいかもです。こうすると、カセット媒体で売られていたパッケージ音楽カセットの音もバカにできなぞと思っています。何故なら、マスター音源かそれに近い音源を直接コピーしたものと思われるからです。下手なLPよりもカセットの方が音質がいい作品もありそうですね。同じ理由で音楽ビデオの音質も期待させますね。ベータやVHSのHi-Fiモードは十分なスペックですし、音源もマスターかマスターに近いものを使用していると思われるからです。Hi-Fiモードの欠点を差し引けば、この時期のユーザーが聴ける音質のアナログ音源の上限ではないでしょうかね。

でも、実際音質のしっかりしたカセットテープデッキが現役で使用できるかという問題がありますね。こういう私も当時に録音に使用していたデッキが使用できなくなっていて、別のデッキで再生しています。それでも、音質の良さを感じられるわけですからね。

【1980年代当時の装置】
・コンパクトカセットテープデッキ:AKAI GX-R66 (ツインフィールドスーパーGXヘッド(2ヘッド))
※当時ではdbxというノイズリダクションが流行って?いたので、当時のほとんどの録音はdbx処理したものです。ですので、このデッキが故障してしまうと次の代替機もdbx搭載でないとまずいのです。
【現在の装置】
・コンパクトカセットテープデッキ:AKAI CS-F39R
・dbxノイズリダクションシステム:dbx MODEL 224

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ダビングできるダブルカセットやCDプレーヤ付きのものがほとんどですか…。dbxノイズリダクションを搭載してるものはないようですね。Dolby系がほとんどですか。それ以外は、往年の名機と呼ばれたソニーやナカミチ製の中古デッキがでてきますね。

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