2016年9月27日火曜日

1980年代のオーディオカタログ ヘッドホンステレオ編

SONY ウォークマン テープレコーダー 総合カタログ 1987.11


KENWOOD オーディオ総合カタログ 1987.09.16


Panasonic ラジオカセット ヘッドホンステレオ 1987.11


 TOSHIBA RADIO CASSETTE HEADPHONE STEREO & PORTABLE CD 1987.09


 Victor ビクターラジオカセッター総合カタログ 1987.12


HITACHI 日立カセットレコダー・ラジオ総合カタログ 1985.02


SHARP ラジカセ・ヘッドホンステレオ 総合カタログ 1987.11


SANYO サンヨーテープレコーダー ホームカラオケ ラジオ 総合カタログ 1985.02

2016年9月24日土曜日

Mechatron MCT-700SSの復活

これまた古いモバイルカセットプレーヤーのゴムベルト交換日記です。
Mechatronってメーカーって知らないなあ…。まあ、このMCT-700SSは、SONYの初代ウォークマンTPS-L2のリバースエンジニアリング的な製品なのでしょうね。


全体的な形状、デザインはTPS-L2を模倣していると見て取れますね。操作ボタンの位置が左右逆だったり、ヘッドホン端子の位置も違いますね。

これも動作がおかしいので、分解してゴムベルト等の交換をしてみたいと思います。


中の基板構成を見ると時代を感じますね。

2016年9月20日火曜日

KENWOOD CP-300の復活

1980年代に買ったモバイルカセットプレーヤー…要はSONYのカセットウォークマンのようなもので、SONYのではなくKENWOODのプロダクトです。奥にしまっていたのを取り出して動かしてみると中のゴムベルトが切れているようでテープが進みません。
で、アナログプレーヤーのベルト交換のようにと思い、中を開けて交換してみたいと思います。

【定格】
トラック方式:4トラック、2チャンネル、ステレオ方式
使用テープ:C-30、C-60、C-90
周波数範囲:
 40~12,500Hz (NORMALテープ)
 40~16,000Hz (METALテープ)
実用最大出力:20mW+20mW (総合40mW) [EIAJ/DC]
出力端子:ヘッドホンジャツク、3.5φ ステレオミニ x1
電源:
 電池DC3V (単4電池 x2)
 電灯線AC100V 50/60Hz (充電器付ACアダプター使用)
電池持続時間:
 ●単4電池UM-4使用時 約2.5時間 (EIAJ 1mW出力時)
 ●アルカリ乾電池単4型使用時 約5時間 (EIAJ 1mW出力時)
 ●付属充電電池 約2時間 (EIAJ 1mW出力時)
外形寸法:72.2(W)x106(H)x23.2(D)mm (突起物を除く)
最大外形寸法:77.7(W)x107.2(H)x26.8(D)mm
重量:225g (電池含む)
付属品:
 ステレオヘッドホン x1
 ベルトハンガー x1
 充電器付ACアダプター x1
 単4型充電用電池 (ニッケル・カドミウム) x4

※本機の定格及び外観については、改良のため予告なく変更することがあります。

【当時のカタログ】

【その1】
まずは分解する。


応急措置として輪ゴムを掛けてみましたが、伸び縮みしすぎてワウフラッターが酷すぎますw。ちゃんとしたゴムベルトを調達しないといけないですね。ネットで検索するといろいろなとこで売ってるようです。
円周長さ240mm、直径でφ76.4mmのものですね。伸びを考えて多少直径の小さいものでいいでしょう。

使用IC
TOSHIBA TA8217P (DUAL AUDIO POWER AMPLIFIER)

【その2】
ゴムベルトの交換

 

Amazonでゴムベルトセットを購入して交換しました。直径で70mmくらいのものですね。ちょっとはワウフラッターは治まったようですが、まだ結構ありますね。もう30年くらい前のメカなのでいろいろなとこに抵抗があるのでしょうね。
油でも挿してやりますか。

実際、いろいろ調整してみると実に微妙なバランスで成り立っていることがわかりますね。ゴムベルトのテンションが強すぎるとモーターに負荷がかかりすぎて回らない、逆に弱すぎると空回りするなど、メカができても試行錯誤して実際の製品になってるのだなあと思います。
逆にいまのデジタルプレーヤーはそういう苦労がない分、楽なんだろうなと…。

その後、いろいろ調整してみるうちに、今回の1.0mm角φ70mmのゴムベルトは合わないみたいで、ワウフラッターが大きく出てしまいますね。やはりウォークマン用の0.6mm角のゴムベルトでないとだめなのかもしれません。いまネットで調べてみても0.6mmのものが見つかりません。探し方が悪いのかなw。

で、ベルトの掛け方をいろいろ試してみるうちに真ん中のイナーシャ用のものを掛けないようにするとワウフラッターは小さくなるようなので、これで一応置いておきます。

カセットウォークマン

いま巷ではコンパクトカセットが静かな?ブームらしい。TDKのカセットテープ生産終了とかカセットデッキなどは部品供給の関係でこれまた終了するなどの報道が聞かれますが、いまだ作っているところもあり縮小しながらも地味に残っていくかもしれませんね。
私がオーディオ機器を揃え出した1980年代はまだ多くのメーカーからカセットデッキの新製品が送り出されていて低価格なものから高級機まで揃っていて面白い時代でしたね。
録音・再生・消去ヘッドを独立させた3ヘッドとかキャプスタンモーターもダイレクトドライブ化したり、アジマス調整も自動でやってくれたり、オートリバースはもうこの辺では当たり前の技術だったですね。
あと、Dolbyとかdbxなどのノイズリダクションもどんどん進化していきましたね。
で、時代はCDのデジタル化が進むとカセットデッキはどんどん衰退していきました。でも改めて、昔録りためたカセットの音を聞いてみると音質というか聴き疲れない音というかそういう価値があるようにおもいますね。

ということで?カセットウォークマンから始まるモバイルオーディオプレーヤー文化を作り出したSONYは現代版カセットウォークマンを出してみてはという提案です。
もうカセットメカ設計できる人がいないのかもしれませんが、そこは昔の人脈を使ってなんとかして…、無理ですかねw。
結構売れると思うのですが。

2016年9月17日土曜日

1980年代のオーディオカタログ SONY(ウォークマン・他)編


SONY カセットコーダー ラジオカセット 総合カタログ 1985.01